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日本の住環境の中では非常に難しいことともいえますが、諸外国では、子供が生まれるとすぐに子供部屋を用意するそうです。自立心を成長させるためには大変重要なことだそうです。
小さな赤ん坊に一部屋を用意することは今の日本の風習の中にもあまりみられませんが、いずれ子供には一部屋用意出来るようにとお考えのはずです。そのときには少しだけこだわって、自立心だけではなく、想像力や整理整頓などを容易に養う事が出来るような環境を創り出せれば、長い年月の間には子供同士の能力において、大きな差が生まれてくる事は必至です。

子供部屋の配置に関しては、方位もさることながら、非常に重要なポイントです。一番気をつけなければいけないことは、家族同士のコミュニケーションです。個室を与える事によって家族のコミュニケーションが減り、子供が非行に走ってしまっては元の木阿弥です。意図的に両親がコミュニケーションの場を作り出すことが最も大切なことですが、例えば 、マンションなどの場合、必ずと言っていいくらい、リビングを通らなくては入れない部屋が存在すると思いますが、結構この部屋は日当たりなども良いので、大人が使用している場合が多いのですが、わざとこの部屋を子供部屋にする事により、子供が帰宅すると、リビングでくつろいでいる両親の前を通って部屋に入るようにすれば、必然的に会話の機会が増えます。これが、玄関近くの部屋が子供部屋だとすると、両親は子供が帰ってきたことも気付かないといった事もありえます。また、会話が必ずなくても、毎日子供の顔を見る機会を持てば、何らかのサインを読み取る事も出来ると思います。


 

■ 子供部屋を作るアイデア

この3Dプレゼンテーションは、子供部屋のリフォームで非常によくあるケースで、1部屋を二人部屋にするリフォームです。  その際、お部屋を真中で区切るのですが、ここがポイント! 間仕切壁をベットと融合させ、さらにベットを2段にして、上下で部屋を区切ります。具体的には次のプレゼンテーションをご覧頂ければご理解いただけるかと思いますが、お部屋のスペースを3次元で捉えて有効にスペースを使ったリフォーム例です。


上記プレゼンテーション 図下の女の子部屋

上記プレゼンテーション 図上の男の子部屋

 

■ 実際の施工実例写真