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アレックスでは、リフォームという言葉がまだ日本で使われていない時代から、マンションの改造工事(リフォーム工事)に長年取り組んでまいりました。その頃は、もちろんスケルトンなどという言葉もありませんでしたが、現在言われているスケルトン工事を一早く手がけ、その実績も多数残してまいりました。
アレックスがスケルトンリフォームを施工し始めた頃は、まだまだ一般的にスケルトンリフォームが認知されておらず、壁や柱を取り払うことに関しても、その安全性をなかなかお客様にご理解してもらえず、一旦ご承諾を頂いたのにも関わらず、工事の際のお客様の不安げな表情が今でも思い出されます。ここでは、長年の実績で培われたアレックスのスケルトンリフォームをご案内致します。

 

スケルトンリフォーム

スケルトンリフォームとは、構造体のみを残して全てを一旦解体し、内装や設備機器を新設するリフォーム工事のことです。(マンションの場合は窓のサッシと玄関のドアは、共有部分との兼ね合いがあるため通常はそのままです。但し、玄関ドアの内側の色を変える工事や、サッシの室内側に2重窓を施工する事は可能です。)スケルトンリフォームはその性質上、リノベーションを行うためにはとても有効な方法であるという事が出来ます。

リノベーションとは?

リノベーションとは、既存の建物に大規模な改修工事を行い、用途や機能を変更して性能を向上させたり価値を高めたりすることです。
建物の経年にともない、時代に合わなくなった機能や性能を、建て替えずに、時代の変化にあわせて新築時の機能・性能以上に向上させることであり、具体的には、耐震性や防火安全性を確保し、耐久性を向上させ、冷暖房費などのエネルギー節約のためや、IT化などの変化に対する建築機能の対応・向上のために行われる工事のことです。外壁の補修、建具や窓枠の取り換え、間取り変更、給排水設備更新、冷暖房換気設備の更新なども含まれます。

スケルトンリフォームのメリット

スケルトンリフォームのメリットは沢山ございますが、以下にその主だったものを挙げさせて頂きます。

■ 自分にあったライフスタイルを実現

スケルトンリフォームの最大のメリットは、自分の個性・ライフスタイルに合った住まいを実現できることです。新築マンションのオプションや、有名デザイナーが自己の表現の場として製作した住まいで、自分らしさを追求するには限界があります。

■ 給排水管の盛替え

住宅の給排水配管の交換時期は通常10年~15年と言われていますが、ご存知のとおり、これらの配管は壁の内部や床の下に隠蔽されておりますので、全てを交換するのは、非常に難しく、いざ、水漏れなどの事故が起こってからの対応ですと、もちろん突然の出費になりますし、工事を簡易化するために、隠蔽されていた配管を露出で配管し直さなければならないこともございます。スケルトンリフォームの場合は、これらの配管を全て新しい物に交換することになるので安心です。また、躯体の全てが見えるようになりますので、今まで気付いていなかった水漏れ箇所をチェックしたり、修繕することも可能です。

■ 耐震補強

マンションの場合は、個別に耐震補強をすることは出来ませんが、戸建住宅の場合は、耐震補強のチャンスです。スケルトンにすることによって、問題部分が明らかになりますので、余計な経費を掛けずにピンポイントで補強工事をすることが可能です。(床下。天井裏だけではなく、壁の内部までもが見えるようになります。)

■ バリアフリー

既存の状態に手を加えても完全なバリアフリーにはなり難いものです。スケルトンリフォームであれば、原因の根本から見直すことが出来るので、お住まいになる方に合わせたバリアフリー工事が可能です。

■ 家族構成の変化に伴う間取り変更

一般的には、10年から15年で家族構成の変化に伴い、間取りの変更などが必要になってくるものですが、部分的なリフォームでは、限られらた施工範囲の中で、間取りを新しく考えても、出来るプランはそう沢山あるものではございません。スケルトンリフォームであれば、占有部分すべてを施工範囲として、全く新しいプランニングが出来ますので、その可能性は数段にUPします。また、現在は必要でなくても、将来に備えて、手摺などの取り付け位置に、下地補強材などを入れておくことも標準的に行いますので、安心です。

■ 防音・結露対策

防音や結露の対策は通常隠蔽された部分、床の下、天井裏、壁の内部と、後からそれらの対策をするには無理があり、どうしても、簡易的な工事しか出来ない場合が多いのですが、スケルトンリフォームの場合は、これらの部分に効果的に施工をすることが可能です。また、既にお住まいになっている住宅をスケルトンリフォームするのであれば、結露しやすい場所や、特に騒音に問題がある部屋などにピンポイントで施工をすることが出来ますので、無駄な工事をせずにすみます。

■ 省エネ対策

スケルトンリフォームでは、壁の内部や天井・床に断熱対策を施すことが容易です。これらの工事と共に、床暖房の設置や、2重サッシの取付、24時間換気設備の設置などを施すことも出来ますので、地球に優しい、健康にも配慮の行き届いたLOHAS(Lifestyles Of Health And Sustainability)な住まいの実現が出来ます。

■ LAN・ホームシアター

昨今のパソコンの進化・普及は社会に大きな変化と発展をもたらしましたが、住宅の機能はまだまだ追いついてはいませんので、スケルトンリフォームの際には、現在のみならず将来を考えたPC環境に配慮する必要があります。具体的には、必要箇所に、コンセント・TEL配線、各部屋にLAN配線を隠蔽しておくことも可能です。  また、ホームシアターを設置する為のスピーカー配線なども、予め、壁や天井・床の内部に配線しておくことも可能です。

■ その他

スケルトンリフォームは住まいを新築するのとほとんど同じです。可能性は無限にございます。マンションではほとんど不可能といわれている、無垢材を使用したフローリングの採用、天井高のUPなど、アレックスのならでは、アイデアなども多数ございますので、お気軽にご相談頂ければと思います。

 

アレックスのスケルトンリフォーム

長年のスケルトンリフォームの経験から、アレックスならではのサービスや施工方法、などが多数生まれました。「考えてみれば当然」というようなことだらけなのですが、しっかりと行っていると結構結果は違ってくるものです。

■ 竣工図面

間取りも、配管も、マンションの竣工図面とは異なってくるわけですから、将来のためにも当然必要なものです。また、工事が始まると事前の想定通りには行かないところも出てきます。解体後の状況に合わせて、多少のプラン変更や配管経路の見直しなどを行う場合もありますので、契約時の図面ではなく、最終的な竣工図面が大切になってきます。

■ 施工前・中・後の写真をプレゼント

今まで住んでいた住まいのリフォームの場合、当然そこには沢山の思い出があることでしょう。施工前の写真は、そういった思いに敬意を払って撮影し、工事を開始します。特に重要な資料になるのが、施工中の写真です。給排水配管に関しては、特に重点的に撮影致します。これは、万が一不測の事態に至っても、ピンポイントで修繕をすることが可能になり、無駄な工事をせずに現状復帰が出来ます。そして、完成後の写真を撮影致し、我が家のリフォームアルバムが完成致します。(ご希望の方は担当者へお申し付け下さい)

■ ご近隣への配慮

スケルトンリフォームは工期も長く、また、解体などの作業も多い為、ご近隣の方々へのご迷惑も考慮しなければなりません。アレックスでは、工事前のご挨拶から、工事中の配慮、工事完了後のご挨拶、共用部分の養生、etc. と長年の経験と知識で細やかに対応致します。これらのことをないがしろにした為、ご入居後にご近隣の方々とうまくいかなくなったという話はよくある話です。

■ 工事中は毎日報告

スケルトンリフォームの場合、お客様は当然そこにはお住まいになっていないので、現場に足を運ばない限り現場をみ見ることが出来ませんでした。しかしながらお仕事の都合や、現在のお住まいの場所によっては、なかなか現場を訪れることは難しいようです。アレックスでは、毎日の現場管理・確認の際に、お写真を撮って、工事の進行状況や、お客様が気になっている箇所やなどの報告をメールにて、毎日させて頂いております。これは非常にご好評を頂いており、現場に全くいらっしゃらないお客様が続出しておりますが、やはり、たまには実際の現場は見たほうが良いと思います。(ご希望の方は担当者へお申し付け下さい)

■ 3Dプレゼンテーション・ウォークスルー

スケルトンリフォームでは、非常に大きく間取りを変更する場合がありますので、完成後のイメージや広さの感覚がなかなかつかめないことがあります。アレックスでは、3Dプレゼンテーションを製作し、工事完了後のイメージを平面的な図面だけではなく、お写真のような3D画像で事前確認をして頂きます。当社でのお打合せであれば、実際に、完成後の室内をウォークスルー(画面の中で歩く)することも可能ですので、完成後に「こんなはずじゃなかった」的なことはほとんどありません。(作成の有無は物件の難易度などで異なります。ご希望の方は事前にお伝え頂ければと思います)

■ 物件探しからのお手伝い

これぞスケルトンリフォームの真骨頂と言うべき流れが、中古住宅の購入 → スケルトンリフォームの流れと言っても過言ではないかもしれません。新築マンションなどではコスト的にも実現出来ない夢の住まいを創造することが可能になります。中古住宅の購入の良いところは、なんと言っても、現物を見て検討が出来るという点でしょう。物件そのものも当然ながら、近隣関係や、管理体系、10年も経っていれば、最初の手抜き工事部分のボロがそろそろ出てきている頃でしょう。そういったことをトータル的に考え、お客様のイメージの通りにリフォームが出来る物件探しのお手伝いをさせて頂きます。この作業は不動産屋さんでは出来ません。細かい管理規約や、現場のサイズ・寸法など、現場サイドの見地からアドバイスをさせて頂きます。

■ その他にも・・・

最近のマンションでは大工さんの仕事が少なくなってきました。これは工期とコストの短縮のために、床・天井・壁をシステム的に組み上げる方式をとることが増えてきたからです。アレックスでもいち早くこの方式でのリフォームを取り入れてまいりましたので、工期の短さや、最初にご提出した、工事工程表の正確さは、群を抜いているといえます。アレックスで工事をしたお客様にとってはとっても当たり前のことだと思いますが、いろいろな工事を見てきているマンションの管理人さんなどからは、「オタクは工程が狂わない」と当たり前のようなお褒めのようなお言葉を頂きます。  その他にも、お引越しや仮住まいの手配や、当然のことながら、アフターメンテナンスも充実致しております。様々な工事を経験してきたアレックスならでは知識を余すことなくご利用いただければと思います。

 

 

上にも記載させて頂きましたが、アレックスでは、購入前からのご相談でも喜んでお受けさせて頂きます。お気軽にお問合せ・ご相談頂ければ幸いに存じます。