せっかくリフォームをしたり、綺麗なマンションを購入しても、家具のレイアウトを間違ってしまうと、もともと持っている素材が台無しになってしまいます。ここでは、簡単に誰でも出来る家具レイアウトのコツをちょっとだけご説明させていただきます。
基本
□ 各部屋ごとにポイント(見せたい場所)を作りましょう。
・ 玄関では鏡や飾った絵など。
・ リビングではお気に入りの小物や置物、ランプ、写真たて、花などを飾った棚など。
・ 寝室やトイレ、バスルームもやはりポイントを決めます。
□ ポイントの場所はその部屋のドアを開けた時、最初に目に入る場所が理想です。
□ お部屋全部をいつもきちんときれいにしておくことは難しいことですから、ポイントを決めて視線がそちらに向かうようにします。 (照明を当ててもよい)
□ ポイントだけはいつも気を遣って整えましょう。鏡だったらいつもピカピカ に、季節感のあるものはいつも季節にあったものを、
リビングダイニング
□ ソファは決めたポイントに視線がいくように置きます。高さのある棚などに背を向けるように、また玄関に向かうドアに向かわないように。
□ 棚など高い家具は部屋の一箇所(ドア側の壁面)にまとめて、他の家具も高さを揃えてレイアウト、壁面はなるべく余裕があるように、家具だらけにしないようにしましょう。
□ ダイニングテーブルは玄関のドアから見えないところが基本です。
寝室
ベットはドアを開けたときまず目に入るところはできれば避けたいものです。そして壁にぴったりつけないように、ベッドメイクや掃除のためにも最低50センチ位の余裕が欲しいところです。 寝室には脱いだ服やパジャマなどを入れるボックスや蓋のあるカゴをおすすめします。
室内グリーンについて
グリーン(観葉植物)は大きいものはさけて、足りない感じがしたら数を増やすようにします。小さい鉢をまとめて棚に飾ったり、枝だけをつぼや大きめの花瓶に入れて床に置くのもよいでしょう。また、すばらしく良く出来た造花もあります。なるべく土をお部屋に置かないことも清潔のためには必要なことです。お部屋の日当たりの具合で選ぶ植物はさまざまですが、なるべく水分を必要としない植物が室内向きです。
各部屋ともドアを開けた時、まずポイントが目に入るように工夫してください。家具の置き場も自然と決まって来るでしょう。住む人の個性がポイントになります。 お部屋の表情は、家具やその他の小物の使い方でずいぶん変わってきます。根本的なことはリフォームで換えるにしても、お住いの方々のセンスで見え方が大きく違ってきます。レイアウトのコツをマスターして、明日から気持ちの良い空間で気持ちよく暮らしましょう。